9月21日(桜島フェリー)


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14:50-15:55 天気:くもり 海上:さざ波程度 風:北の風あり



今日は曇っていたのと風が涼しかったのとでとても過ごしやすい1日でした。そんな陽気に誘われてかふと桜島フェリーに乗りに行こう。 と思いついたので乗りに行ってきました。もちろんローソンのLoppiでチケットを購入してです。
ちょうど「第十五櫻島丸」が入港してきました。こんな季節の日曜日の昼下がりだからか2層の車輌甲板一杯に車を積んでいました。 そう言えば桜島って観光地だったんですね。


着いたばかりだったので一番最初に乗船となりました。人が少ないうちに船内の様子を撮影してみましょう。
これは船尾側の客室です。ステンドグラスに挟まれるようにテレビが配置してあります。テレビの向こう側は展望席となっています。


客室のほぼ真ん中右舷側には喫茶コーナーがあります。暗かったので少しぶれてしまいました。 コーヒーやビールなどを扱っています。


喫茶コーナーの反対側に位置するのが桜島フェリー名物のやぶ金のうどん・そばコーナーです。暖簾もかかって本格的ですね。 入口の左側にはメニューが掲示されています。


うどんコーナーの前辺りから見た船首側の客席です。ベンチタイプの座席だったのが垂水フェリーみたいに1人分ずつ区切られているタイプのもの になっています。これよりもベンチタイプのほうが良いと思うんだけどなー。


船首側の展望席です。前面はガラス張りで眺めは良いです。長距離フェリーのサロンみたい。


前のほうから見た船首側の客席。今までのフェリーからすると通路の幅、座席の間が狭く、詰込めるだけ詰込んだって感じがします。 喫茶コーナーやらを設置したのでその分少し狭くなったのでしょうね。


船尾側の左舷にある喫煙コーナーです。ファンもありますし、一応は囲ってあるので外に煙が漏れるということはそうなさそうです。


喫茶コーナーのすぐ後ろにある売店です。今までの船は狭いスペースでしたがこの船ではかなり広くとってありますね。 タバコ、お菓子、飲物、新聞、雑誌、レンズ付きフィルムはもちろんのこと女性の生理用品やリポビタンDまで売っています。 てか、お菓子の種類多過ぎでは?


右舷側にある紳士トイレの入口です。ドアがまたおしゃれ。商店街の床屋さんとか喫茶店の入口にありそう・・・。
トイレで思い出しましたが、鹿児島の桜島フェリーターミナルの男子トイレは掃除は行き届いているのですが、臭いです。もう染み付いて しまっているのでしょうか。消臭芳香剤を置くなど対策を考えてもらわないと、あれじゃ公園のトイレと似たようなものです。


最上階のデッキです。まだこの頃は人は少なかったのですがこの後続々と上ってきて出港する頃にはかなりの人数になっていました。 中央付近のスペースを広くとるために救命イカダを船首・船尾側に設置していますが、これはちょっと邪魔になりますね。 風景を楽しもうと人が集まるスペースですので、もう少し広くとって欲しかったなと思いました。


「第十六櫻島丸」が入港してきました。こちらも車を両方の甲板一杯に載せていました。2階の車輌甲板からの下船風景です。
よく覚えていないのですが、前の鹿児島のターミナルで可動橋の2階へ上がる部分から家族4人が乗った乗用車が海中に転落し、 全員死亡するという事故があったはずです。勘違いしてフェリーがいないのに上っていったのが原因だったとか・・・。 まだ小さい頃だったので思い違いもあるでしょうが、こんな事故だったと思います。現在では誘導員がいますし、フェリーがいない 時は通行止めの標識を設置するなどの対策がとられています。


「第十五櫻島丸」の出港とほぼ同じ時刻に「トッピー3」も出港していきました。


アメリカの蒸気船をモデルに造られた遊び心のある船なので、煙突もかなり派手ですね。観光客へのうけは良いようで。


船尾側のブリッジです。先日見た「第十八櫻島丸」と似たような感じですね。もちろん舵輪ではなくハンドルでした。


これはきっと船内放送関係のコンソールでしょう。今日は船内放送が流れなかったぞ、そう言えば。それともただ聞こえてなかっただけかな。


ブリッジの前面はほとんどがガラス張りになっているので眺めは良さそうですね。真ん中の窓の上には舵角や速力などを示すメーター類が並んでいます。


今日のお休みは「第十三櫻島丸」です。港の入口付近から桜島も入るように撮影してみました。 この場所は後ろが緑になっているので白い船体と良い対比になっています。


桜島に着いていつも時間を潰すのがこの場所です。桜島フェリーの入出港の様子などを見ていればそんなに退屈でもないですよ。


帰りは「第十六櫻島丸」です。この船から採用されたシルバー室です。室内が暗くならないようにちゃんと窓も設けられていますね。


中はベンチタイプの座席です。室内を明るくするのには天井の照明よりも窓からの光のほうが役に立っているようです。


入港してきた「第十八櫻島丸」からお馬さん専用車が降りてきました。これって確か冷暖房完備なんですよね。 観光タイプのバスを改造していて、これは日野のセレガがベースのようでした。


桜島を出港です。もうこのターミナルも出来てからかなりの年月が経っているはずです。建替えももうすぐ?


15分の航海も終わり、鹿児島に帰ってきました。北埠頭にはまた台湾の練習船「第二育英」が着けていました。 その向こう側には「みしま」の一部が写っています。


「第十五櫻島丸」の船腹には「SAKURAJIMA FERRY LINE」、桜島大根をモチーフにしたと思われる王女?姫?(ちなみにぼくはダイコン姫と呼ばせて もらっています。)、それと「チェリークィーン」と描かれています。

撮影データ:ファインピックス

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