8月23日(芝浦周辺・レインボーブリッジ)


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みなとのなまえ

07:35-09:50 天気:くもり 海上:風浪あり 風: 



今日は風が吹くところでは寒いと感じられるほど涼しい1日でした。鹿児島だったら10月下旬〜11月上旬頃の気候になるんじゃ ないかな。まさに処暑の頃といった感じですね。でも、また明日は暑くなるようなので、体調を崩さないように気をつけなきゃ。
今日は一度は歩いてみないと、と思っていた芝浦周辺(レインボーブリッジ下の船だまり付近ね)へ行ってきました。まず目に付いた のが、桟橋に着けていたカラフルな塗装の「セブンアイランド夢」。こんなところに住処があったのですねー。07:40過ぎに 日の出桟橋へ向かっていきました。


「セブンアイランド夢」と入れ替わるように三菱マテリアル(千代田区)のセメント運搬船「第八菱洋丸」(4,194t)が入ってきて、 三菱セメントの岸壁に着けました。


続いて歩いて15分くらいのところにある港南大橋へやって来ました。もう少し近いかと思っていたらかなりぐるっとまわらされたので 時間がかかってしまいました。橋を渡っていくと白い船体が見えたので、何だと見てみたら「レディクリスタル」でした。乗り場は こんなところにあったのですねー。モノレールから見えるんですよねー。


港南大橋からレインボーブリッジの方を見て右側には水上警察の船たちが着ける繋留施設がありました。かなりたくさんの船を持って いるのですね。右側にある大きな建物は水上警察署になります。


そして左側には東京都建設事務所に所属する船たちの繋留施設があって、多目的支援船の「しゅんえい丸」(192t)や、バージの 「しゅんかい1号」等が着けていました。


水上警察署の前の道路に立って海側を見ると栗林商船(共有)の「神明丸」(12,676t)の煙突が真正面に見えていました。


ここに来たのはこの2隻を撮影するのが目的だったのです。どちらも伊豆七島海運が運航する貨物船で、左側が田口汽船(大分県佐伯市) の「第八日祥丸」(365t)、右側が宝運汽船(広島県呉市)の「天正丸」(432t)です。デリックがあるのが離島航路らしいですね。


東京都建設事務所のビルの前には「第一芝浦丸」という昔の船が展示してあります。東京港の埋め立てが盛んに行われていた1926年 (大正15年)に建造された蒸気船で、土砂を運ぶバージを曳いていた曳船とのことです。今どきこんな船はなかなかお目にかかれない ので、貴重な資料として今後もずっと保存して欲しいと思います。


レインボーブリッジへ行くために歩いていたらちょうど船が入ってきました。芝浦海運(港区)の「第二十一芝浦丸」(131t)です。 こう言う船はバンカー船と言う思いが強くて、この船もバンカー船かと思っていたらなんとセメント運搬船でした。調べてみるとこの 芝浦海運はセメント運搬船を他にも数隻所有しているようです。いやー、それにしてもこう言うタイプのセメント運搬船もいたとは びっくりしました(笑)


レインボーブリッジへ行ったと言っても今日は芝浦側の主塔にある展望台までです。沖の方から白い船が走ってきていたので、何だろうと 待っていたら農林水産省の「照洋丸」(2,118t)でした。先週はビッグサイト近くの岸壁につけていたのですが、ただそこから移動してきた のか、それともどこかへ行ってそこから戻ってきたのかは分かりません。この後は晴海埠頭近くの桟橋に着けていました。


大井埠頭にも品川埠頭にも今日は1隻もいなかったのですが、9時過ぎに「MOL INITIATIVE」というコンテナ船が入ってきました。 今まで気付かなかったのですが、これ位の大きさになると東京湾海上交通センターのHPの大型船入航予定情報を見れば、総トン数が 載っているのですねー。この船で50,030トンでした。


帰り際にノースルートの主塔部分にも行ってみました。そしたら芝浦埠頭には前々から見てみたかった船が2隻着けていました。1隻は 手前に写っている宇部興産海運(山口県宇部市)のセメント運搬船「清安丸」(9,240t)、そして先のほうに写っている青い方、大王海運 (愛媛県伊予三島市)の「エリエール」(499t)です。出来れば船首側から撮影したかったなぁ。もう一度こんなチャンスがあれば 水上バスに飛び乗ってでも撮影するんだけどなー。

撮影データ:D70

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