3月23日(南港・谷山港)


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みなとのなまえ

12:50-16:10 天気:くもり時々はれ 海上:風浪あり 風:北北西の風やや強し



今日はお昼からよりも朝のうちが暖かかったような気がします。寒気がやって来るようなのでその関係なんですかねぇ。それにしても今年は春が来るのが 遅いですね。桜の開花予想は鹿児島は29日となっているのですが、少し遅れそうな感じです。
以前から喜入の石油基地に着けるタンカーを撮影できる場所を探そう(一応指宿スカイラインの樋高展望地があるんですがお金がかかっちゃうので)と 思っていて、周辺の道路などを地図で調べて大体の見当がついたのでいっちょ行ってみるか!と家を出ました。でも、南港近くの護岸から基地を見てみると 1隻しかタンカーが着けていません。うーん、どうしよう。どうせだったら何隻かいるときの方が良いんだけどなぁ・・・。


先月28日から埋め立てが開始された人工島の予定地に桜島からの土砂を積んだバージが森山(清)組の曳船「 第二十清栄丸」に引っ張られてやって来ました。バージにクレーンはないし、辺りに台船やガット船がいるわけでもありません。さて、この運んできた 土砂はどうやって投棄するんでしょう?


実はこのバージは船体の中央部分を軸にして船底が開く構造になっているのでした。なので、クレーンなんかいらないんですね。投棄する場所に来たら パカッと船底を開くだけ。あとは土砂が勝手に滑り落ちていっておしまい。あっという間に積んでいた土砂は姿を消してしまいました。便利なバージ ですねー。はいー。この他にもハッチの船底だけが開くタイプや側面が開くタイプのバージもあるようです。


谷山港へ向かっていると石油桟橋へ着けていたタンカーが出港しようとしているところだったので慌ててクルマをとめて撮影しました。大洋開発(神戸市) (共有)の「昭晴丸」(3,753t)です。いやー、気付いてよかったよかった。ちなみにクルマはちゃんと他のクルマの妨げにならないようにとめてますので ご心配なく。迷惑をかけちゃ楽しめませんからね。


谷山港へやって来たらちょうど中津留組(津久見市)(共有)のセメント運搬船「成洋丸」(4,396t)が着けようとしているところでした。すぐ近くに 太平洋セメントの工場(なのかな?)があるのでそこへセメントを運んできたのでしょうね。ところで、この太平洋セメントなどの船は何回か見かけたの ですが、三菱セメントの船をなかなか見ることが出来ません。南港にやって来ているようなのでそのうち見ることが出来るかな。後ろの船は「MARINE HERO」 という貨物船で運んできた荷物(飼料か何か?)を下ろしているところでした。


鹿児島大学の練習船「かごしま丸」の横に見なれない船がいるなぁ?と思っていたら鹿児島水産高校の 実習船「薩摩青雲丸」でした。たまにここ谷山港に着けていますが、どう言う時にやって来るの でしょうねぇ。動いている姿をまだ1度も見たことがないので入出港の予定がわかれば見に行くんだけどなー。


さあ移動しようかと思っていたら13時半過ぎに「第三南海丸」が入港してきました。鹿児島への入港予定は 08:30なのでかなり遅れての到着です。荷物を積み込むのに手間取ったりしたんでしょうか。そう言えば、ここ最近見かけるのは 「みさき」ばかりだったので久しぶりに見ることができました。それにしてもいつ見てもすごいスタイル・・・。


自動車運搬船が着ける岸壁の横にはたくさんの軽トラックが軽トラ軽トラ軽トラ軽トラって感じで並んでいました。他のクルマと一緒に運ばれてきたん でしょうが台数が多い、50台以上はいたように思います。やはり農業が盛んな鹿児島なので需要はあるのでしょうねー。
で、最近軽トラが欲しいなぁと思っています。燃費も良さそうだし荷台になんでも積めるのが魅力的(笑)尾道でオートマの軽トラに乗る機会があった んですが、アクセルを目一杯踏んでも60kmしかスピードが出なかったんですねー。友達と一緒に大笑いしながら走らせましたけど、オートマの軽トラ ってあんなものなんでしょうか。・・・高速道路走れないやん。


2区のいつもガット船たちが着けている1号岸壁には「松栄丸」と「B−V」というプッシャバージが着けて いて「松栄丸」は砂を、「B−V」は土を下ろしているところでした。「B−V」はあまり見かけない(2、3年前に1回見たことがあったかな)船だけど どこの船なのかな。手前の船は2号岸壁に着ける「第二住栄丸」で今日の仕事はもう終わりなのかエンジン をとめる音が聞こえてきました。


鹿児島ドック鉄工のフローティングドックに何かが揚がっていたので見てみると「明治丸」と「トッピー2」 でした。それにしてもここにはフェリーや貨物船、曳船に台船、巡視船などなど色々な船がやって来ます。機会があったら入出渠の様子も見てみたいです。 フローティングドックへのはまだ1度も見たことがないもので。


このIHIの跡地ですが一部を日本飛行船が「ツェッペリンNT号」の整備基地と格納庫として使用する事になったそうで、年に数回、整備や広告用の シールの張替えなどで鹿児島へ姿を現すことになるようです。5月下旬に早速シールの張替えで飛来する予定なので見に行けたら行きたいなと思って います。飛行船なんてここ数年見ていないもんなぁ。わくわくです。


どうしようか迷っていた喜入行きですが、谷山で思ったよりも時間をとってしまったのでまた今度ってことにしました。帰るにはまだ早い時間だったので、 かわりに動物園へ行ってきました(笑)
←はキリンと「フェリー第八おおすみ」なのです。キリンの少し右に写っているのが「フェリー第八おおすみ」・・・(汗)思ったよりも大きく見えていた ので、垂水フェリーからこちらを見ればもしかしたらキリンが見えるかもしれませんね?ついでに、今日は雨の後だったからか遠くまで見えていて 桜島フェリーなども見えていました。

撮影データ:D70

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