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みなとのなまえ

09:55-14:25 天気:くもり時々はれ 海上:  風: 



 何年か前から大阪の親戚のオウチへ行こう!と家族で話し合っていて、今回それがやっと実現しました。大阪まで行くんだったら・・・と神戸の親戚の トコへも寄ることに♪ついでにぼくは前々から撮影したかった南海フェリーの船たちを撮影するために和歌山へも足を伸ばしてきました。それにしても よりによって何でこんな寒い時期に?おかげで風邪ひいちまったよぅ。


2月10日 大阪へやって来ました

2月11日 うろうろ和歌山港←現在位置

2月12日 淡路島経由で神戸へ

2月13日 自転車で巡った神戸港

2月14日 欲しいなぁ海の見える窓



今日は前々から見てみたいと思っていた南海フェリー3姉妹に会うために和歌山港へ行ってきました。途中、新今宮駅でJRから南海電車に乗り換える のですがその時に反対の出口から出てしまい南海電車の駅へ向かおうとJRの駅の外へ出たんですが何かが違う。なーんか他の街と雰囲気が違うんですね。 何と言うか、アジアっぽい(判ってもらえるかな?)んですよ。道端には露店があるし、80円の自販機はあるし???と思っていたら南海電車の駅近くの 建物に「あいりん」の文字があるではないですか。ここがっ!?とビックリです。ホント、雰囲気と空気が全然違いますよ。
タイミングよく08:48発の急行和歌山市行きに乗ることが出来ました。


新今宮から和歌山市までは約1時間。そこで↑の2両編成の和歌山港行きの電車に乗り換えです。予定では新今宮を07:46に出る和歌山港行きの電車に 乗る予定だったのですが面倒くさくなってゆっくりと行くことにしたのです。
ちゃんと和歌山港行きがいるのかな?と心配していたのですが、一番端っこの7番ホームで待っていると10時前には電車が入ってきました。やれやれと 電車に乗って10:13の発車時刻を待っているとハトが1羽電車に乗ってきて車内をウロウロ。2、3分で出て行きましたが、電車に乗ったハトを見た のは初めてです。お客さんはぼくも含めて5人。のんびりした路線だなーと感じました。


和歌山港までは7分の距離。改札を出ると目の前が港と言うスバラシイ駅です。すでに入港している「フェリーくまの」を撮影するために撮影場所を探した んですが、ない。全くないんです。しかも船尾をこっちに向けているもんだから岸壁からも撮影のしようがないんですね。地図では左の方に岸壁が広がって いましたが、そこはフェンスで囲まれていて行けないみたいだしなぁ。・・・とすると残りは右の方に見えている岸壁。行けるのかぁ?と心配でしたが、 何とかなるでしょと向かうことにしました。
地図は ここね。フェリー乗り場から見ると10時の方向にある岸壁へ行ったのです。ちなみにこの写真は途中の青岸橋から撮影したもの。


ふうふうと岸壁へと続くであろう道へやって来たらこの状態。進んでいいのかな?と近くにいた警備員さんに聞くと「行けるよー」との嬉しい返事。 でも、道路は水と砂と泥と小石でグッチャグッチャ。ヘタしたらズルッて転ぶんじゃないかとビクビクしながら先へと進んだのでした。これは今日が お休みだったから良かったんだなーと思いました。もし平日だったらダンプやらホイールローダーなんかが走りまわってて近づけなかったと思うのです。


↑の道に差し掛かった時に、岸壁に着けていた新井海運運航の「第八住栄丸」(499t)が出港するところだったのでもちろん撮影しました。石材か何かを どこかからか運んできたようです。


駅から歩く事約25分、やっと目的の場所に着きました。港って直線距離では近いんだけど歩くとかなり時間がかかる場所ってのが多いんですよねー。 ここも海を渡れば3分で行けそうな距離だったのに。やっぱり初めての港は大変です。ふぅ。
今回何が何でも見てみたかった「フェリーくまの」(2,137t)ですが個性的な船ですねー。ブリッジ付近の造りとかアンチローリングタンクの設置場所とか。 今度は実際に乗ってみたくなりました。


こちらがフェリー乗り場。南海電車の駅から長ーい連絡通路(途中に動く歩道がありました。)で結ばれていますので、徒歩の人はそこを通れば直接 待合室に行く事ができます。クルマで利用する場合はキップ売り場と乗り場が離れているので要注意です。駅のすぐ横(看板が目印です。)にある キップ売り場でキップを購入後乗り場へ行くようになっているようです。港の敷地が狭かったからこんな風になってしまったのかな?でも、待機スペースも 広かったからあっちでキップを売ってもいいように思うんだけど・・・。


周りに積んであった砂の山に登ったりして時間をつぶしていると12:10着の「フェリーかつらぎ」(2,553t)が入港してきました。「フェリーくまの」と 比べるとまた全然違うタイプの船ですね。何となーくオーシャン東九フェリーの「おーしゃん いーすと・うえすと」に似ていません?ブリッジの下辺りの 造りとか、色とか。ふとそんな風に感じられました。


次の入港時間14:10までは辺りをウロウロしてさっき見かけていた船たちを撮影する事に。田中海運さん(和歌山市)とこのタグボート「桝栄丸」 姉妹や和歌山城などを撮影しながら歩いていると岸壁に着ける1隻のタンカーが。わーい、とレンズを向けると何と太平海運さん(神戸)の ケミカルタンカー「第八ニッケル丸」(497t)ではないですか!うひょっ♪船名が面白かったのでずーっと見てみたかった船だったのです。はるばる 和歌山港までやってきて本当に良かったよぅ(涙)


途中で出会ったノラわんこ。ぼくが気になるのかずっと見ていました。ここら辺はノラさんが多いのかさっきの岸壁に行くときも泥に大きな足跡がいくつも 残っていました。だからちょっと怖かったですね。追いかけられたらどうしようって。素手だし食べ物も持ってなかったし。でもこのわんこは何もせずに 姿を消してくれました。ほっ。


和歌山海上保安部の巡視艇「きいかぜ(CL-61)」も無事撮影できました。電車の中から見えたのですが建物の後ろにある桟橋に繋がれていたので無理かな? と思っていたのです。でもちゃんと道路がありました。そうそう遠くまでお出かけなんてできるもんじゃないですから来た時に撮影しておきたいですもん。


14:10に入港する「フェリーつるぎ」(2,586t)は↑の写真に写っている青岸橋から撮影することにしました。さっきの岸壁からだと乗る予定の電車に 間に合わないからです。この青岸橋って道路がループしてるんで、歩くとちょっと大変。でも良い運動になりました。
ゆっくりと港内に入ってくる「フェリーつるぎ」。このあと回頭して船尾を岸壁に着けます。この少し前に沖を堀江船舶(北九州市)の「ひまわり6」が 通っていたので、一緒に撮影すれば良かったなぁ、と思いました。


「フェリーつるぎ」を撮影しているとヘリコプターの音が。どこだ誰だと探すと関西空港海上保安基地所属の「かわせみ2号(MH-563)」で、しばらく辺りを まわってその後南の方(田辺の方)へ飛んで行きました。


帰りはせっかくだからと思って和歌山港発なんば行きサザン20号の指定席に乗ってみました。+500円でゆったりとしたシートに座れるのでちょっと した贅沢に良いかも。でも、急行に指定席の列車が繋がれてるだけなので時間は変わりません。地元の人はあんまり使わないかもしれませんね。

撮影データ:D70

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