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みなとのなまえ

09:00-19:25 天気:くもり時々はれ 海上:風浪・うねりあり 風:南〜南西の風一時強し



行こうか行くまいか迷っていたんですが、どうせ乗るなら初日にってことで鴨池〜西之表に今日就航した「ぶーげんびりあ」に乗りに行ってきました。 鹿児島行きは鴨池に22:40着とかなり遅い時間なので帰りはトッピーを利用しました。実はトッピーに乗るのは今回が初めてなのです(笑)各項目ごと にわけてありますので、↓から移動願います。


鴨池港の様子

ぶーげんびりあ船内の様子

鹿児島→種子島←現在位置

西之表港の様子

トッピー船内の様子

種子島→鹿児島



09:45いよいよ出港です。まずはバウバイザーを下ろすためにロープを引っ張ったりしながら船首を岸壁から離します。それが終わると出港!なん ですが、沖にいた「フェリー第八おおすみ」を入港させてからの出港だそうで2、3分待つことに。


さて、「フェリー第八おおすみ」が港内に入ってきたところでロープがビットから外されて長い汽笛を1回鳴らして出港です。この出港の瞬間ってのは やっぱりワクワクしますね!


ゆっくりと後進で岸壁を離れてスラスターを使いながら回頭、再度汽笛を鳴らして西之表へ向かいます。岸壁には関係者の人達が集まって初めての出港を 手を振ったりしながら見送っていました。


まず最初に見かけた船は鹿児島県の漁業取締船「第二制海」です。こちらも南港を出港した直後らしくこの船に してはゆっくりと東の方へ向かった後転舵して南の方へ走っていきました。もう少し近ければなぁ・・・。


お次は県水産試験場の「おおすみ」と10:20着の「ロケット」。時間は10時10分過ぎくらいだった かな。そしてこの後すぐに右舷側を「第三十一幸栄丸」が北上して行きました。
この後は船影も見えなかったし、もやだか霧だかで景色も悪かった上に、じっとしているだけでも汗が出てきたので3階の客室でしばらく過ごして いました。2階の方でも良かったんだけどあんまり涼しくなかったもんで・・・。ただいつも船に乗ると外で過ごす事が多いせいか落ち着かずに、あっちへ こっちへと動物園のクマみたいにウロウロしてました(笑)


11時過ぎに時間的にそろそろかな?と外に出て辺りを見まわすとまずは船尾の方に「ロケット」を、そして船首の方には11:35鹿児島着の 「トッピー4」を発見!でも思ったよりも遠いなぁ・・・と思っていたら「トッピー4」がこちらへ向かって走ってきました。みるみるうちにその距離は 縮まってこんなに近くを通過していってくれました。しかもお互いに汽笛で挨拶、さらに「トッピー4」の方ではコックピットのドアを少し開けて顔を 出した乗組員さんが白い旗を振っていました。ちょっと見難いですが写ってます。


相変わらず暑かったので再度客室へ引っ込んだんですが落ち着かずに11時半頃またデッキへ。ぼーっと海を眺めていたらイルカさんが遊びに来てくれ ました。「ぶーげんびりあ」の引き波にのって時折ジャンプも見せてくれたんですが、姿をマトモに写せたのはこれ1枚だけ。だって次はどこに出てくるか わかんないんだもん(笑)何か良い方法はないものでしょうか。


何も見えていなかった景色ですが、11時を過ぎを辺りから右舷側の前方にうっすらと指宿の知林ヶ島の島影が見えていまして、同30分過ぎにその沖を 通過しました。指宿〜大根占航路の「フェリーなんきゅう2」を見られないかなー?と期待していたんですが、この時間は指宿港にいる時間なので結局 見ることはできませんでした。


11時40分頃北上する福久海運さんとこの「福久丸」とすれ違いました。内航船を見られるかも、と 思っていたんですが近くでは結局この1隻しか見られませんでした。時間帯が良くなかったのかなー?今頃はみんな岸壁で荷物を下ろしている時間帯 でしょうからね。


12:20鹿児島着の「ロケット2」とは11時45分過ぎにすれ違いです。近くを通過してくれたので大きく撮影する事ができました。乗組員さんが コックピットのドアの窓を開けて(開くもんなんですね。)こちらを眺めていました。


さて、お昼は何も持ってこなかったので自動販売機でカップ麺を買いました。海を見ながらシーフードを食べるってのもオツだなぁなんてボタンを押そうと したら何と売り切れ!しかもシーフードのみ。まあ、仕方ないやと普通のカップヌードルになりましたとさ。一緒に写っている水は500mlで100円の 「オー・ド・イブスキ」という水。いわさきグループの会社がつくっているからかいわさきの施設にある自動販売機にはよく入っています。
遊歩甲板でラーメンをすすっている途中にトッピーの12:55着の便をまだ撮影していないなぁ、と思いついて前の方を確認したら左舷側のすぐそこまで 来ていて12:15分頃すれ違いました。


知林ヶ島を過ぎた辺りからうねりが出だしてピッチングを感じるようになり、船首では時折←のような飛沫があがっていました。もしかして時化? 「プリンセスわかさ」でも同じようなうねりでかなり揺れた(縦揺れね、横揺れはほとんど感じられないです。)けど、さらに小さなこの 「ぶーげんびりあ」は・・・?とちょっとドキドキ。このドキドキってのは心配でなくて期待のドキドキね。ぼくとしては船に乗ってあんまり揺れないと 損した気分になりますんで・・・(謎)


13時ごろ佐多岬を通過したんですがこの海域は←のような状態。さっきよりも揺れはさらに大きくなりましたが、思っていたよりも揺れないん ですよね。縦揺れは仕方がないとして、横揺れがあんまり感じられません。アンチローリングタンクが役に立っているのかなぁ。それとも日本海を走る 船って事で揺れを抑えるような造りになっているのか・・・。何にしてもこれには驚きました。


佐多岬沖を通過してしばらくするとさっきの時化もおさまってきましたが、相変わらずうねりはあるようです。13時10分頃鹿児島行きの「ロケット」 (14:20着の便ですな)とすれ違って15分ほどした頃でしょうか、今度は「HEIYO」と言う大きな外航船が西の方へ横切って行きました。その後も 2、3隻船を見かけたんですが、離れていたので船名などは確認する事ができませんでした。


14時前に鹿児島からの「ロケット2」追い越されて、「プリンセスわかさ」とのすれ違い時間を14時45分頃かなー?なんて予想していたら 14時15分頃左舷前方にその姿を確認、そして同20分頃にすれ違いました。あれれ?おかしいなぁ。「プリンセスわかさ」が予定よりも早く出港する ってことはないだろうから・・・、もしかしてこっちの方が予定よりも早いペースで走っているのかな??
でもまあ今は航行中の「プリンセスわかさ」を撮影できたことを喜びましょう。「フェリー出島」に乗った時はかなり離れていた上に右舷対右舷での すれ違いで悔しい思いをしたんですよねー。あちらの方も今日は時折飛沫をあげながら走っていました。


「プリンセスわかさ」とすれ違って10分もしないうちに今度は西之表を14:20に発った「トッピー3」が右舷側を通過していきました。今回も お互いに汽笛を鳴らしてご挨拶です。こうやって近くを通過して行ってくれるってのはやっぱり嬉しいですね。時化てないとか、他に船がいないとか、運航 に支障がない場合はいつもこんな風にしてくれればもっと嬉しいのになぁ。


14時30分過ぎにはうっすらと種子島も見え始めて、乗組員の方も入港の準備にやって来ました。やはり予定よりも早く到着するようですね。
このエアーでレットをふっ飛ばすヤツ(正式な名前は知りません)って持ち運びが出来るやつもあるんですね。初めて知りました(笑)


西之表港の防波堤の先端に立つロケットの形をした灯台も見えて、後もう少しってところで鹿児島からの「トッピー4」に追い抜かれました。確かこの便が 屋久島へ行って、戻ってきて鹿児島へ向かう最終便になるハズだから帰りに乗るのはこの「トッピー4」のようです。おお何という偶然どちらも佐渡汽船 からの船ではないか(笑)
防波堤の東側に巡視船「こしき」の姿がありましたが、何をしていたのでしょうね。動いている姿を久々に見かけました。あと、内航の小さなタンカーが 後を追うように入港してきたので後で撮影できるなぁ、と思っていたんですがどこかへ行ってしまいました。港の奥にある岸壁に着けたんでしょうかね。

撮影データ:D70

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