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みなとのなまえ

  天気:はれ後くもり 海上:風浪あり 風: 



 コスモラインが種子島航路を開設してから種子島へは何度か行ったのですが、そのお隣の島屋久島へはずーーーっと前に1度行ったことがあるだけだった のです。いつかは行きたいなぁ、と思っていたところに期間限定ではありますが「プリンセスわかさ」が屋久島へ寄港することに。これは良いチャンス!と 言うことで副隊長さんと一緒に「フェリー屋久島2」&「プリンセスわかさ」の旅を楽しんできました。いつものようにページが分かれていますので、 ↓より移動してくださいね。


鹿児島→宮之浦

「フェリー屋久島2」船内←現在位置

宮之浦港の様子

宮之浦→鹿児島

鹿児島港の様子



さてさて、こちらのページでは「フェリー屋久島2」の船内をご紹介していきますね。←のデッキプランはクリックすると大きなサイズが新しいウィンドウ で出てきますので、一緒に見ていけば場所とかわかりやすいかと。乗下船口があるのがCデッキ、その1つ上がBデッキ、2つ上がAデッキとなります。


最近の船にしては珍しく、遊歩甲板の一部(通路)は板張りとなっています。足元に感じる鉄板とはまた違った感触が心地よいですねぇ。これだったら 客室なんかよりも空いてるスペースに座って過ごすのが気持ちよさそう。


エントランスはこんな感じ。真ん中に上のフロアへと続く階段があって、船首側にインフォメーションがあります。階段の横には簡単なキッズコーナーが 設けられていて遊具が置いてありました。


階段の天井部分にあたるとこはこんな風にガラス張りになっていて、日差しが入ってくるようになっています。暗くなりがちな船内に自然の光を採り入れる ことができるので良いアイデアですね。階段の途中で上を見上げると空が見えて、とても気持ちが良かったです。


エントランスの船首側にインフォメーションがあって、その両側に1等室や特別室がある区画への通路があります。←では写っていないですが、右手前辺り に扉付きの公衆電話スペースがあります。


エントランスの船尾側には売店。パンやおにぎり、お菓子、飲み物、雑誌、単行本などの他屋久島のお土産や屋久杉を使った民芸品なども置いて あって、とても品揃えがよいです。「ドラえもんプラス」(コミックね)の1巻が売っていたのでついつい買ってしまいました(笑)この売店を挟むように 2等客室への通路があります。


ひとつデッキを上がってここはBデッキ。船首側には浴室や娯楽室がある区画とラウンジ、船尾側に自動販売機、ゲーム、うどん・そばコーナーとシアター という配置です。自動販売機はビールと清涼飲料水のが計5台。値段チェックするの忘れてしまいましたが、清涼飲料水は陸と一緒、ビール・発泡酒は ちょっと高いくらいだったかと。


自動販売機コーナーの向かいにはうどん・そばコーナー。カウンターとテーブル席(←ではぼくの背中側)がありまして、15席くらいでしょうか。 最初に御足を払って注文します。レジの横に給茶・水器があるので自分でおきな方を。かけ380円、月見450円、きつね450円、天ぷら480円、 おにぎり200円、ゆで卵60円とお手ごろな値段です。ついでに生ビール(スーパードライ)もありましてこちらは400円。100円でおつまみも 売ってます。


うどん・そばコーナーの向かいはゲームコーナー。クレーンゲームやスロット、ビデオゲームなどがあり船内としてはかなり充実している方ではない でしょうか。クレーンゲームの筐体が比較的新しいものだったと言うことは稼働率は良いのかな?天井の照明の配置がまた良いですね。


Bデッキの一番前はコーヒーラウンジで「ブーゲンビリア」と名前がついています。コーヒーやソフトクリームなどを販売しているようですが、今日は 営業はしていなかったようで普通の客室として開放されていました。窓の外に広がる海を眺めながら飲むコーヒーはいつもよりも美味しく感じられそう。


Aデッキの船首側には展望室「ハイビスカス」があります。が、展望室と言うよりはただの客室と化していました(笑)おしゃべりや酒盛りを楽しみたい 人たちはここ、寝てたい人は客室と雰囲気がはっきりと分かれていたのがちょっと面白かったです。でも、こうやって分かれた方がお互いに嫌な気分に ならないので良いのかもしれませんね。


こちらはBデッキの後方にあるシアター「縄文」。ここも客室として開放されていましたが、イスの座り心地が良くないからかあまり人はいませんでした。 航海中に使われることはあるんかいな?いつぞやの納涼船ではカラオケ大会の会場になっていたような覚えがあります。そもそもこのシアターは本当に必要 なものだったのでしょうか?2等客室をもっと広くした方が良かったと思うんだけど・・・。


こちらがほとんどのお客さんが利用するであろう2等客室。Cデッキの船尾側にありますが、船の大きさや利用客の数からすると絶対に狭いと思います (笑)デッキプランを見てみると1等とかの区画の方が面積的には広いような?上等級を使う人はそんなにいないでしょうにねぇ。夏休みとか年末年始とか 人が多そうな時期はあんまり乗りたくないですね。あっちこっちに人があふれてそう・・・(汗)


Aデッキの後方はこんな風に広いデッキとなっています。風が気持ち良いのでずっとここで過ごしてもよさそうですが、座る場所がない。ベンチをいくつか 設置してくれたら良かったのに。煙突の真下だからか時折黒いすすが落ちてくることや排気くさいけど気にしない方がいいよ(笑)納涼船のときは確か ここから水中花火を眺めたなぁ。ファンの上にのっかってさぁ(汗)


こっちはBデッキの後方。ベンチとテーブルがありますがかなりぎゅうぎゅうで詰め込んだって表現が一番かも(笑)船尾側にはすぐそこにランプウェイが あるのでそんなに眺めは良くないです。


これはBデッキのトイレ。入ってすぐに洗面台があって、左側に4つの小便器、右側に個室が3つあります。きれいに掃除がしてあって、洗面台、便器、 床ともに目立つような汚れはありませんでした。床とかって汚れやすいんですけどね。それにしても黒い便器ってのは珍しいですねぇ。


浴室はBデッキの真ん中より少し船首側にあります。脱衣所にはキリンビールの自動販売機、コインロッカー、冷水器、洗面所にはドライヤーが設置して ありますが、せっけん、シャンプーは置いてないので、自分で持っていくか売店で購入することになります。循環器が故障しているため浴槽の利用は できないと張り紙があったため、シャワーとサウナだけの利用となっていました。無料で利用できるようなので汗をかくような時期には助かりますね。


2等客室の船尾側にはコインランドリーまで設置してありました。乾燥機もあるので旅行中にたまった洗濯物を洗うのも良いかもしれませんね。家に帰って からまとめて洗うってのも面倒なものですから。洗剤の販売機もあるので心配いりません。


客室の一角にあるのは霊安室への扉。離島航路の船には必要なものだとは思いますが、こういう目立つ場所にあるっていうのには驚きました。もう少し 目立たない場所の方が、一般のお客さんも、この部屋を利用する方も気を使わなくて済むんでしょうけどね。
ところで、この狭い扉から出し入れするんかいな?とびびっていたらちゃんともうひとつ扉があるようです。いやー、びっくりした(笑)

撮影データ:D70

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