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みなとのなまえ

  天気:はれ後くもり 海上:風浪あり 風: 



 コスモラインが種子島航路を開設してから種子島へは何度か行ったのですが、そのお隣の島屋久島へはずーーーっと前に1度行ったことがあるだけだった のです。いつかは行きたいなぁ、と思っていたところに期間限定ではありますが「プリンセスわかさ」が屋久島へ寄港することに。これは良いチャンス!と 言うことで副隊長さんと一緒に「フェリー屋久島2」&「プリンセスわかさ」の旅を楽しんできました。いつものようにページが分かれていますので、 ↓より移動してくださいね。


鹿児島→宮之浦

「フェリー屋久島2」船内

宮之浦港の様子←現在位置

宮之浦→鹿児島

鹿児島港の様子



乗船のときはみんなバラバラに乗るので混雑はないようですが、下船のときはみんな一緒なもんだからかなりの混雑になります。しばらく待って最後の方で 降りた方が良いのかも。
←は宮之浦港に着ける「フェリー屋久島2」。いやいや、ついに屋久島へやって来ましたよ〜!って言ってもどこへも行かないんですが(笑)せっかく 屋久島に来たのに港周辺ウロウロしただけで帰るヒトなんて滅多にいないのでしょうねぇ。


おおっ、懐かしい塗装のバスを発見しましたっ!いわさきグループの屋久島交通のバスで、鹿児島交通の古い塗装と同じなんですねー。10年くらい前は 鹿児島市内でもよく見かけましたが、徐々に数を減らし数年前に絶滅してしまったようです。


待合所のすぐ近くにある堤防へ移動して待っているとプァーンというかわいい汽笛とともに「フェリー太陽」が「フェリー屋久島2」の影から姿を現し ました。「フェリー屋久島2」にちょうど隠れてしまい動き出す瞬間が分からないのと汽笛が鳴ってすぐに顔を出すのでボーっとしてるとかなり焦ります (笑)01年か02年に山川港で会って以来ですねー。03年に種子島の島間に行く機会があって、見られぞと期待していたのに何とドック期間で結局 見られなかったことがあったなぁ。


外界に面しているために大きなテトラポッドがたくさん設置してあります。相当大きな波が打ち寄せるようで、先端が折れたりしている物も数多く見かけ ました。あんなに大きなコンクリートの塊を壊すんだから波の威力ってものすごいですね。傷跡がまだ新しい物もありましたが、もしかしてこの間の台風 の時に壊れたのかな?
ちなみにテトラポッド=消波ブロックと思ってるヒトが多いと思いますが、テトラポッドはテトラ さんが作っている消波ブロックの製品名なんですよ〜。セロテープやサランラップなどとともに有名な商品名がそういった類のものを指す言葉となった 代表的なものですね。


ランプウェイもあげられてさあ出港か、と思っていたらまたおりてきました。あれれ?と思っていたらどうも遅れてきたバイクがあったみたいです。 このおかげで出港が少し遅れてしまいました。乗ってたヒトはかなり恥ずかしかったかもしれませんねぇ。フェリーに乗るときはちゃんと時間をチェック して最低でも出港時間の30分くらい前までには港に到着しておかなきゃ。小さなフェリーだったら出港直前までランプウェイをおろしていますが、 こんな大きなフェリーは早めにあげてしまいますからね。


「ロケット2」がすぐそこまで来ているので、ぼくたちとしては早く出港して欲しかったんですが↑のバイクのせいで10分ほど遅れての出港となって しまいました。煙突の船首側から出ている湯気はスチーム式の汽笛のもの。あんまり見かけないと言うか、ぼくが見たことあるのはこの船だけです。 日本で他に採用している船はいるんかいな?


運悪く「ロケット2」と「フェリー屋久島2」の入出港が重なってしまいました。宮之浦港は港の入り口の手前に防波堤があるんです。 で、「フェリー屋久島2」はその防波堤とぼくらがいる堤防の間を通過して港外に出て行くわけです。そのため必然的に「ロケット2」はその反対側を通過 することになるんですねぇ。もし、「フェリー屋久島2」の出港が定刻通りだったら、今ごろ目の前を翼走状態の「ロケット2」が通過していくはずだった のに、目の前はこんな風景。なんてこった。


でもまあ、堤防の先端を過ぎてもしばらくは翼走状態だったので良い感じで撮影できました。が、背景を考えるとやはり・・・です。事前に青い海を背景に した写真を見ていたからなおさらそう感じられたのかもしれませんが。ちくしょう、いつかまたリトライしてやる〜。


寄港時間は15分なのですぐに出港と言う感じです。なんと言うか鹿児島とは勢いが違うんですよね。もうこの時点ですでに翼走しようとしてるんです から。堤防の先端を過ぎる頃には船体が少し浮いていて、沖の防波堤を過ぎる頃には完全に翼走状態になっていました。種子島といい、ここ屋久島といい 鹿児島よりもJFを撮影するのが楽しそうです。うらやましいぞ。安房はどうかわからんけど。


「プリンセスわかさ」の入港まではまだ時間があったのでいったん待合所へ行くことに。←は宮之浦港の様子。海にちょっと突き出した半島のように なっていて、根元の方に高速船桟橋とトッピーの待合所、真ん中付近に宮之浦港の待合所と駐車場、そして先端の方に乗船するクルマの待機場所とコンテナ 置き場と言うような配置です。西之表港みたいな感じかと思っていたんですが、近くに何もないからかかなりさびれた印象です。7、8分ほど歩けば 大通りがあって色々とあるんですけどね。


こちらが待合所の建物。出来た当初は珍しいデザインだったんでしょうけど、今となっては古さを感じさせるような雰囲気があります(笑)トッピーの ターミナルは←で言えば右斜め手前方向(??時計で言えば4時の方向)辺りにあって、1分もかからない距離です。


陸側の入り口から見た1階部分。左側にあるのが折田汽船、正面に見えているのがコスモライン、そして写っていないですがコスモラインの右の方に 「フェリー太陽」の窓口があります。折田汽船の奥の方(ヒトが集まっているとこ)には観光案内の窓口があって、おねぇさんが親切に色々と教えてくれる ので、分からないことがあったら聞いてみればよろしいかと。


こちらは2階の様子。ベンチが置いてある待合スペースと食堂、奥の方に土産物屋さんが2軒ありました。1階と違ってクーラーが効いていたので 暑いときはこっちの方に来るのが良いかも。食堂のメニューはラーメンやちゃんぽん、カレーなどといった簡単なもの。フェリーを待つ間にちょこっと 食べるとこって感じかな。


お土産屋さんの1件。屋久杉を使った置物とか、お菓子、焼酎など一通りのお土産は揃っているようです。ここは「フェリー屋久島2」が出港したら 店じまいのよう(笑)まあお客さんも来ないでしょうからね。こんな時間にウロウロしていたからか写ってるおばちゃんに「わかさ丸?(で帰るの?)」と 聞かれました。「プリンセスわかさ」じゃなくて「わかさ丸」と言うのが何とも良い響きでした。最近のフェリーの船名は丸なんて使わなくなってきている もんなぁ。
右奥に写っているのは喫煙室。


「わかさ丸」・・・じゃなかった「プリンセスわかさ」の入港時間が近づいてきたのでキップを購入してさっきの堤防へ行くことに。ついでにぼくは お土産としてマンゴー大福と紫芋チョコレート、そしてさばのスモークを購入したんですが、このさばスモが大当たりでお酒のつまみにピッタリでした。 屋久島へ行かれる時は購入をお忘れなく(笑)
14時40分頃にはすでに沖に見えていて、同50分頃入港してきました。


9月に入ったといっても雲はまだまだ夏の雲。相変わらず今日も動けば汗をかくような暑い1日で、着替えを持ってきて良かった〜、と痛感しました。
視界が良かったからか今日はいつもよりもヒコーキ雲を見たような?それともヒコーキ雲が出来やすい気象条件だったのかな。

撮影データ:D70

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