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みなとのなまえ

  天気:はれ後くもり 海上:風浪あり 風: 



 コスモラインが種子島航路を開設してから種子島へは何度か行ったのですが、そのお隣の島屋久島へはずーーーっと前に1度行ったことがあるだけだった のです。いつかは行きたいなぁ、と思っていたところに期間限定ではありますが「プリンセスわかさ」が屋久島へ寄港することに。これは良いチャンス!と 言うことで副隊長さんと一緒に「フェリー屋久島2」&「プリンセスわかさ」の旅を楽しんできました。いつものようにページが分かれていますので、 ↓より移動してくださいね。


鹿児島→宮之浦←現在位置

「フェリー屋久島2」船内

宮之浦港の様子

宮之浦→鹿児島

鹿児島港の様子



・・・と言うことで数年ぶりの「フェリー屋久島2」乗船です。と言っても屋久島へ行くために乗るのは今回が初めてなんですけどね。以前は納涼船として 乗ったのです。ついでにずーーーっと前に乗ったのは「フェリー屋久島」だったかと。
まずは乗船名簿を書いてキップを購入。つるつるの紙質で地紋は折田汽船のマーク、大きさは名刺の半分よりも少し大きいくらいかな。お値段は種子島へ 行くよりもちょっとお高い5,000円、「ぶーげんびりあ」だったら往復して弁当代まで・・・(笑)値上げする前はもっと安かったのに(泣)船に 乗ったらせっかくだからキップは欲しいんだけど、残念ながらキップは乗船時に回収されてしまいます。トッピーみたいに手元に残せるようなキップが ぼくとしては嬉しいですね。ちなみにぼくの指が登場するのは今回が初めてなんですよぅ(笑)


乗船して出港を待っていると巡視艇が住吉町の桟橋の方からやって来ました。「さつかぜ」?と思ったんですが船体が灰色??なんと名瀬海上保安部の 「はるかぜ」でした。海猿2に出演するためにやって来たのかな?このすずかぜ型はほとんどの艇が推進器としてスクリューを使用していますが、 ウォータージェットを採用している艇が数隻いて、この「はるかぜ」もその内の1隻。浅い海域用として奄美や沖縄の保安部等に配属されています。 南のほうへ走って行ったけど名瀬に帰るところだったのかいな?


定刻の08:35から5分遅れての出港となりました。汽笛を1回鳴らしてゆっくりと岸壁を離れていきます。出港の様子はみんな眺めたくなるものなのか 数人の人たちがデッキに出て眺めていました。
屋久島航路と言うことでお客さんの大半は観光客らしい人たちがほとんど。大きなリュックを背負っている人たちは縄文杉を見に行くのかな?他には学生 らしいグループや作業着を着た工事関係の人などが乗っていて、かなりにぎやかな船内でした。さすがに日帰りで行くのはぼくらだけのようです(笑)


汽笛を鳴らして「プリンセスわかさ」が一足先に出港していきました。ホントはこっちの方が出港時間が早いんですけどね。でも今日は先に出港してくれた 方が良かったのです。なんたって追い越す際に撮影することが出来ますからねー。さて、どこら辺で追い越すことになるのやら?待ってろよ〜!


これはカメラが傾いていたんじゃないですからね、船の方が傾いているのです。ググッと左舷側に傾きながら沖防波堤を回って港外へ。エンジン音の変化 とともに速度も出てきましたよ〜。わくわく。・・・それにしてもかなり傾いていますねぇ。


今日は月曜日ってことで撮影できるかも?と思っていた「しゅれい」と与次郎ヶ浜沖ですれ違いました。沖合いでお会いするのは今回が2回目で前回は 山川沖辺りだったっけ。光線状態も良く良い感じで撮影できました。


もう1隻前の方から船が走ってきていて、船型から気象庁の観測船?と思っていたら神戸大学海事科学部さんとこの練習船 「深江丸」でした。前回見かけたのは尾道港で。手を振ったらデッキにいた人たちが振り返してくれたん ですよねー。いやー、懐かしいなぁ。


「プリンセスわかさ」と並んだのはちょうど9時頃、谷山港の沖ででした。しかも良いタイミングで08:50発の「ロケット」まで走ってきて くれました。「フェリー屋久島2」との間を通過してくれれば最高だったのですけどねぇ・・・。ま、そんなにうまくいくわきゃないですね(笑)せめて もう少し「プリンセスわかさ」に近いところを通過して欲しかったですが前方に遊漁船と沖アンカーしていた貨物船がいたからなぁ。


並んでから10分ほどで完全に追い越しました。後ろについている時はそんなに速度の差は感じられませんでしたが、並ぶとはっきりと感じられますね。 あらあらという間に横を通過していくんだから。それにしても出港が遅れて&天気が良くて本当に良かった。


「プリンセスわかさ」を追い越してすぐに09:35鹿児島着の「トッピー2」とすれ違いました。今日は視界も良かったので開聞岳がこんなにきれいに 見えていたんですよ。「ぶーげんびりあ」に乗ったときはものすごく視界が悪かったですからねぇ。しかも暑かった し。「ぶーげんびりあ」にも久しぶりに乗りたいんだけど鹿児島着が21:40(8月22日より運航スケジュールが変更になったのです。)って言うの がなぁ。鴨池港に駐車場でもあれば良いんだけど・・・。


「フェリー屋久島2」はフェリーとしては珍しく船首側(ブリッジの下のトコね)にも行くことができるのがありがたいですねぇ。正面から風を受けながら 海を眺めていると船旅をしているんだなー、とより実感できると思うんですね。船も見つけやすいですし(笑)でも時化の時は大変だ。しぶきがもろに 襲ってくるでしょうからね。そう言うときは立ち入りを制限するのでしょうね。ってそんなトコに行く物好きはいないでしょ。ぼく以外。


はい、船に乗ったらまずはビールビール!と言うことで副隊長さんとかんぱーい!午前中+船の上で飲むからか余計美味しく感じられます。ほろ酔いで 良い気分〜♪ポッケはまだ子ども(?)だからビールは飲めないのだ。はァ?それ以前に物理的に飲めねーだろ、というツッコミは受け付けませんので そこんとこよろしく。


9時50分頃指宿沖で10:30鹿児島着の「ロケット2」が走ってきました。さっきよりも南下しているので開聞岳もくっきりと見えるようになって きました。このすぐ前にタグボートの「明興丸」ともすれ違ったのですが、どこへ行っていたのでしょうね?


佐多岬沖を通過したのは10時40分頃、11:35鹿児島着の「トッピー4」が走ってきたので一緒に撮影です。この頃「プリンセスわかさ」との距離は かなり離れていて、左舷側の後ろに小さく見えていました。


錦江湾を出ると海の色がまったく違う色になりますね!真っ青というか何と言うかまさに南の海って色。さらに南下して行けばもっともっときれいな色に なっていくのでしょうねぇ。こんな海を見ていると沖縄に行きたくなってしまいます。あー沖縄っ!!もう少し右側には三島村の竹島と硫黄島がうっすらと 見えていたのですが、これには写っていませんねぇ。
沖縄で思い出しましたが、鹿児島のわしたショップが閉店になるとか。オープンして1年経ってないような・・・?沖縄の食材とかが手に入るようになって 喜んでいただけに非常に残念です。買いだめしておかなきゃ。


船首が立てるしぶきに小さいながら虹が出ていました。この「フェリー屋久島2」も波切りがとてもきれい (参考:こちらの7枚目の写真)な船なのでしぶきがたちやすいものと。普通の船は押しのけて進むって感じ ですが、まさに海面を裂いて進むって言い方が似合っているかもしれませんね。


少し早めのお昼はうどん・そばコーナーでうどんを食べることに。コーナーに行ったのが11時25分頃でこの時に気が付いたのですが営業時間は何と 11時30分まで。いやー、ギリギリでした。うーん何にしようと一応迷ってぼくは月見うどん(手前、450円)にしました。奥は副隊長さんの天ぷら うどん(480円)、30円しか違わないんだったらたまには天ぷらうどんにすれば良かった・・・とちょっと後悔(笑)コーナーにしみついた出汁の におい?が少々気になりますが、美味しいうどんでした。湯のみはオリタのマーク入り。思わずかばんに入れてしまおうかと・・・思ったりはしていません よ。たぶん。


種子島航路だったらJFを見られるんですけど、この航路は佐多岬を過ぎるとすれ違う船などもいなくなってしまいます。大隅海峡を通過する大きな貨物船 もいるにはいるんですがかなり離れてる・・・。てことでこの間はのーんびりと過ごすことにしましょう。12時前になると右側にうっすらと屋久島が見え てきました。


遠くからではそんなに感じませんが、近づくにつれて目の前に広がる山々がかなりの高さであると感じられます。雲が山にかかっているなんて島の風景では ないですよねぇ(笑)いや、屋久島ってすごい島なんだなぁ、あの山のどこかに縄文杉があるわけか・・・。んー。ちなみに宮之浦港は右下辺り。


宮之浦港でフェリーが着けるのがこの岸壁で、この対岸(←では右の方かな)に貨物船などが着ける岸壁があります。クルーズ船などが着けるのはもう少し 沖側にある岸壁(右手前方向)かと。西之表港くらいあるのかと思っていたのですが、かなりこじんまりとした港だったのでちょっとびっくり。白い建物が 県営の待合所で、すでに着けているのは上屋久町営フェリーの「フェリー太陽」。その後ろに少し写って いるのがトッピーの待合所でその前にJFが着ける桟橋があります。


「ぶーげんびりあ」で見かけた持ち運び式のレットをエアーで吹っ飛ばすヤツがこの船でも使われているようで入港前に準備をしていました。←はレットが 飛び出す瞬間を撮影したはずなのですが、少しタイミングが遅かったらしく肝心のレットは写っていません(笑)人と人の真ん中辺りにかろうじてロープが 写っているのがせめてもの救い?さあ、屋久島に上陸です。

撮影データ:D70、COOLPIX3100

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